たるみは、ひとつの原因だけで起こるものではありません。
加齢、紫外線、乾燥、生活習慣、表情筋の使い方などの影響により、皮膚・皮下脂肪・脂肪層の支持構造・SMAS(表在性筋膜)・靭帯・骨格・筋肉など、複数の層に変化が起こることで目立ちやすくなります。
たるみが進行すると、フェイスラインのゆるみ、頬の下垂、口横のもたつき、二重あご、首のたるみだけでなく、ほうれい線やマリオネットラインも深く見えやすくなります。
そのため当院では、たるみを単に「皮膚が余っている状態」として捉えるのではなく、どの層に原因があるのかを見極め、お客様のお顔立ちやご希望に合わせて治療を組み合わせることを大切にしています。
たるみには、主に以下のような要素が関係します。
皮膚のハリや弾力が低下すると、皮膚そのものが支えを失い、細かなゆるみ、小ジワ、輪郭のぼやけが目立ちやすくなります。
皮下脂肪が下垂したり、脂肪層の線維中隔がゆるんだりすると、フェイスラインのもたつき、頬下のたるみ、口横のポニョ感、二重あごなどにつながります。
また、脂肪層には、皮膚と深部組織をつなぐ細かな支持構造である皮膚支帯が存在します。
皮膚支帯の支持力が低下すると、皮膚や脂肪を支える力が弱まり、たるみやもたつきが目立ちやすくなります。
深い層では、SMASや靭帯のゆるみが関係します。
これらの支持力が低下すると、頬の位置が下がり、フェイスラインの崩れや口元のもたつきにつながります。
骨萎縮によってお顔の土台が弱くなると、皮膚や脂肪を支える力が低下し、ほうれい線やマリオネットラインが深く見えやすくなることがあります。
さらに、広頚筋、口角下制筋、咬筋などの筋肉の働きも、たるみの見え方に影響します。
下方向へ引っ張る筋肉の働きが強いと、フェイスラインのもたつき、口角の下がり、マリオネットライン、輪郭の重たさが目立ちやすくなります。
このように、ほうれい線やマリオネットラインは、単なるシワではなく、頬の下垂、脂肪のもたつき、靭帯のたわみ、骨格の支持力低下、筋肉の緊張バランスなどが重なって深く見えていることがあります。
そのため当院では、溝だけを埋めるのではなく、皮膚・脂肪・線維中隔・皮膚支帯・SMAS・靭帯・骨格・筋肉を総合的に評価することを大切にしています。
たるみ治療は、ひとつの治療だけで完結するとは限りません。
同じ「たるみ」でも、お客様によって原因となる層や適した治療は異なります。
そのため当院では、診察でたるみの原因を見極めたうえで、それぞれの治療の役割を考えながら、必要に応じて治療を組み合わせます。
皮膚、脂肪層の線維中隔や皮下支持組織のゆるみが目立つ場合には、ハイドロフェーズで内側からの引き締めを目指します。
SMAS付近や深部支持組織からのリフトアップを重視したい場合には、ウルトラセルZiを検討します。
脂肪のもたつきが強い部位では、照射する深さや設定を調整しながら、脂肪層への作用も考慮します。
頬の下垂やフェイスラインの崩れが強い場合には、糸リフトによって下垂した組織を支えながら、外上方へのリフトアップを目指します。
骨格の支持力低下が関係している場合には、ヒアルロン酸注入で土台を補い、頬やフェイスラインの位置を整えることを検討します。
筋肉の下方向への引っ張りが強い場合には、ボトックス注入により筋肉の緊張バランスを整えることで、輪郭や口元をすっきり見せることを目指します。
また、皮膚支帯のゆるみや皮膚・皮下組織のハリ低下が目立つ場合には、ジャルプロスーパーハイドロなどの肌育治療を組み合わせ、皮膚支帯周囲を栄養面からサポートすることもあります。
このように、たるみ治療では、引き締める、支える、補う、筋肉のバランスを整える、肌のハリを高めるといった複数の視点から、お客様の状態に合わせて治療を組み合わせます。
たるみ治療では、お客様の状態によって適した治療が異なります。
また、妊娠中、授乳中、持病がある方、内服薬がある方、過去に美容医療でトラブルがあった方、金属や糸、注入治療に不安がある方は、事前にご相談ください。
治療内容によって、腫れ、赤み、内出血、痛み、つっぱり感、左右差、違和感などが出ることがあります。
安全性に配慮しながら、ダウンタイムやご希望の仕上がりを確認したうえで、
無理のない治療をご提案します。
皮膚のゆるみ、フェイスラインのもたつき、頬下のたるみ、口横のポニョ感、二重あご、首のたるみなどには、次世代型たるみ治療機器「ハイドロフェーズ」を推奨しています。
ハイドロフェーズは、RF(高周波)の熱エネルギーを利用して、皮膚から脂肪層、深部支持組織にかけて立体的に加温する治療です。
特に、脂肪層に存在する線維中隔やコラーゲン性の支持組織に熱を加えることで、脂肪を大きく減らすというよりも、たるんだ組織を内側から引き締めることを目指します。
SMASへのアプローチをさらに強化したい場合には、「ウルトラセルZi(HIFU)」をご提案します。
ウルトラセルZiは、HIFU(高密度焦点式超音波)により、狙った深さに熱を届ける治療です。
ハイドロフェーズが真皮、脂肪層の線維中隔、皮下支持組織の引き締めを得意とするのに対し、ウルトラセルZiは、より深い層であるSMAS付近や深部支持組織へのアプローチを目的とします。
皮下組織全体をしっかりと引き上げたい方、より分かりやすいリフトアップ感をご希望の方には、糸リフトをご提案します。
糸リフトは、特殊な糸を皮下に挿入し、糸についた棘(コグ)の力を利用して、皮膚から深部支持組織にかけて外上方へ牽引することで、たるんだ組織を支えながら引き上げる治療です。
靭帯の支持力が低下すると、頬の位置が下がり、ほうれい線、マリオネットライン、口横のもたつき、フェイスラインの崩れが目立ちやすくなります。
糸リフトでは、皮下脂肪層を中心に糸を挿入し、コグによる牽引力によって、下垂した組織を支えながらリフトアップを目指します。
たるみの原因のひとつに、加齢による骨格の変化があります。
年齢とともに骨のボリュームが減少すると、お顔の土台が弱くなり、皮膚や脂肪を支える力が低下します。
その結果、頬が下がる、ほうれい線が深く見える、マリオネットラインが目立つ、フェイスラインがぼやけるなどの変化が起こりやすくなります。
このような場合には、ヒアルロン酸注入により、骨萎縮によって失われた支持力を補う治療をご提案します。
皮膚や皮下組織にハリを持たせることで、たるみの改善を目指す治療として、ショッピングリフトもご用意しています。
ショッピングリフトは、細い糸を皮膚の浅い層に多数挿入することで、肌の引き締まり感やハリ感の改善を目指す治療です。
強い引き上げというよりも、肌質の底上げ、軽度のたるみ改善、フェイスラインのもたつき予防に向いています。
たるみの中には、皮膚や脂肪だけでなく、筋肉の緊張バランスが関係しているものもあります。
顔には、上方向へ引き上げる筋肉と、下方向へ引き下げる筋肉があります。
筋肉の緊張バランスを整えることで、輪郭をすっきり見せたり、リフトアップ治療の効果を引き立てたりする目的で行うことがあります。
当院では、たるみを単に引き上げるのではなく、たるみの原因となる層を見極めることを大切にしています。
たるみ治療は一度で完成するものではなく、必要な治療を段階的に組み合わせることが重要です。
お客様によって、たるみの原因は異なります。
当院では、お一人おひとりのたるみの原因となる層を見極め、引き締める、支える、補う、筋肉のバランスを整える、肌のハリを高める、といった複数の視点から治療を組み合わせます。
お顔全体のバランスを大切にしながら、自然で若々しい印象を目指すたるみ治療をご提案いたします。


美容に関するお悩みのある方はお気軽にお問い合わせください。
LINEお友だち登録からご予約・お問い合わせができます。
当院のスタッフが直接ご返信いたします。
Tel.06-6120-6226
受付時間:10:00~19:00(月曜休診)